天上界に彷徨う「ぼく」の魂は、たった今自殺した小林真の身体に入り、自分の犯した罪を知るように言われる。

「ぼく」は冴えない中学生小林真の身体で、いやいやもう一度生きる事になる。

憧れの同級生の事、母の不倫、冴えない父、冷たい兄。小林真として生きる「ぼく」は、小林真が置かれていた状況を徐々に知っていくにつれやけになってくる。そんなある日、今までは気付かなかったクラスメイトと友達になる。今まで全く詰まらなかった小林真の毎日が楽しくなって来たのだが、天上界から言われた、自分の犯した罪を知る期限が迫って来ていた。

直木賞作家森絵都の原作を「映画クレヨンしんちゃん　モーレツオトナ帝国の逆襲」の原恵一監督が「河童のクゥと夏休み」以来３年ぶりの劇場作品。

第１４回文化庁メディア芸術祭優秀賞

第６５回毎日映画コンクール アニメーション映画賞

アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門特別賞＆観客賞

など、受賞多数。

当社設立２００８年より制作を開始し、アセンションの名が劇場スクリーンに初めて出た作品です。