実録『恐竜少女ガウ子』アニメ化への道〜その2〜「企画書」3.25
2014
「恐竜少女ガウ子」第一回企画会議の翌日、早速しぎの監督は企画書を送って来た。
早い…さすがしぎの監督が長年温めていた企画である。
徐々にガウ子やその周りのキャラクター達、世界観の一端が見えてきた。
各スタッフの頭の中にも色々なお話が浮かび始めた。
だが、まだこれでは企画書としては完成とは言えない。
・もっと各キャラクターの絵が欲しい。
・ 漫画の様に簡単にストーリーやノリの分かるものが欲しい。
何より大きな疑問が残されている。
「そもそもなぜ、ガウ子は怒ると恐竜になってしまうのか…」
「奈緒子=ガウ子の正体は?!」
それがこの企画を理解するキーであり、そこが明確にならないとこの企画は進んでいかないのだ。
答えはすでにしぎの監督の頭の中にあるようだ。
それは時空を超えた壮大なストーリーだった。
次はそれを形にする作業に取りかからなければ…。
次回は【ガウ子出生の秘密】
乞うご期待!